コラボニュースデータ
- コラボ情報「JAXA」×「タカラトミー」×「ソニー」×「同志社大学」
- 業種カテゴリエンターテインメント, テクノロジー・ガジェット
- 特徴新商品開発
- エリア全国
- 関連ワード受賞, ロボット, オープンイノベーション, 宇宙, 日本初
- 購入場所タカラトミー公式サイト
- 開始日2023/2/6 11:45:00
- 配信日2025/2/6 11:45
コラボニュース要約
- 受賞したロボットの名称は「SORA-Q」。
- 関与した主体はJAXA、タカラトミー、ソニー、同志社大学の4社。
- 世界最小・最軽量の変形型月面ロボットとして評価された。
- 宇宙探査ミッションに向けた新しい技術の育成が目的。
- 4者それぞれが異なる技術を持ち寄り共同開発を実施。
「SORA-Q」は、宇宙探査に関連した革新的な技術を融合させた変形型月面ロボットであり、タカラトミー、ソニー、同志社大学、そしてJAXAの産学官連携の成果です。このロボットは直径約78mm、質量228gという、世界最小・最軽量の設計でありながら、完全に自律制御された状態で月面を探査する能力を持っています。この技術は、日本初の月面着陸ミッションに大きく寄与しただけでなく、今後の宇宙探査ミッションにとっても重要な役割を果たします。
このプロジェクトの目的は、宇宙探査と地上のビジネスや社会課題解決に資する技術の創出です。特に、タカラトミーは長年の玩具開発の経験を活かしてロボットのデザインや構造機構設計を担当し、独自の「変形」技術を通じて、子どもたちが科学に触れる機会を提供することを目指しています。ソニーはその先進的なIoT技術を駆使し、ロボットの制御や画像処理の能力を高めました。一方、同志社大学はロボット技術の研究開発を推進し、実証実験を通じて新たな知見を得る重要な役割を果たしました。
コラボレーションを通じて得られた知識や技術は、科学教育にも大きく寄与しています。約180の学校や科学館への配布、さらには地域での展示や出張授業などの活動を通じて、次世代の若者たちに科学の楽しさを伝える努力が続いています。これにより、子どもたちが自然科学に興味を持ち、その理解を深めるきっかけを作ることが期待されています。
「SORA-Q」は単にロボットとしての利用だけでなく、科学教育のプロモーションの一環としても活用され、社会にも新しい価値を提供する形成されていくでしょう。コラボレーションによって生まれたこのプロジェクトは、宇宙探査技術の進化に寄与し、同時にそれを通じた教育の重要性も再認識させるものです。このような取り組みは、今後の科学技術の発展にも大きな影響を与えると考えられています。
コラボ限定商品・限定サービス情報
コラボ限定商品およびサービスの情報は以下の通りです:
コラボ限定商品
- 商品名: SORA-Q Flagship Model
- 内容: 変形型月面ロボット「LEV-2」(愛称「SORA-Q」)の1/1スケールモデル。
- 販売期間: 記事には具体的な販売期間は記載されていません。
- 販売価格: 価格に関する具体的な情報は記載されていません。
- 解説: タカラトミーが開発し、180以上の学校や科学館への配布、および約40地域での展示や出張授業等に使用され、教育活動にも寄与しています。
注意事項
- 販売期間や販売価格についての詳細な情報は記載されていなかったため、具体的な確認は必要です。また、その他のコラボ商品やサービスについては記載がありませんでした。
コラボニュース本文
日本オープンイノベーション大賞内閣総理大臣賞の受賞ー産学官連携による日本初・世界最小の変形型月面ロボットの開発ー
同志社大学
2025/2/6 11:45
宇宙航空研究開発機構(理事長:山川宏、以下「JAXA」)と株式会社タカラトミー(代表取締役社長 COO:富山 彰夫、以下「タカラトミー」)、ソニーグループ株式会社(代表執行役 会長 CEO:吉田 憲一郎、以下「ソニー」)、同志社大学(学長 小原 克博)の4者で共同開発した変形型月面ロボット(Lunar Excursion Vehicle 2(LEV-2)、愛称「SORA-Q」、以下「LEV-2」)は、内閣府の主催する第7回日本オープンイノベーション大賞※1のうち、最も優れたものとして表彰される内閣総理大臣賞を受賞し2月5日に表彰式が執り行われました。
2025年2月5日表彰式 ©JAXA/XXX(クレジット要確認)
タカラトミーの玩具技術、同志社大学の小型ロボット開発技術、および、ソニーのIoTデバイス・イメージセンサ・画像処理技術をJAXAが有する宇宙関連技術と融合させ、超小型・軽量にも関わらず、月面を安定的に走行して自律制御で動作できるロボットLEV-2を開発したことが、オープンイノベーションによる成果として評価され、今回の受賞となりました。
JAXA宇宙探査イノベーションハブ※2の枠組みを利用して産学官連携の共同研究を行い、将来の宇宙探査ミッションに貢献できる新しい技術を育てると共に、地上事業への展開を行うことを目的として推進してまいりました。
直径約78mm、質量228gの世界最小・最軽量の変形型月面ロボットLEV-2の開発に成功
出典 共同通信PRワイヤー