アニメ・漫画・ゲーム・キャラクターのコラボ最新ニュースまとめ

コラボニュース要約

注目ポイント

• 青森県発・アップサイクル技術を用いた合成皮革「RINGO-TEX」
• みずほ銀行からのプロパー融資による資金調達
• 「RINGO-TEX」を使用した商品例：ANA Green Jet、アパレルブランド「What Is Heart」、SEIKOのビートルズウォッチ
• 環境問題と地域課題の解決を目指している
• 国内外市場への進出とサステナブルなものづくりの拡大

青森県のスタートアップ企業appcycleは、地域のりんご残渣から作られた合成皮革「RINGO-TEX®」を開発し、地域課題の解決と環境への配慮を両立させています。近年、青森県は全国で60%のりんごを生産しているものの、農家の高齢化や後継者不足によって、廃棄物が問題視されています。appcycleは、使われなくなったりんごの皮や果肉を原料として活用することにより、地域の環境負荷を軽減し、持続可能なビジネスモデルを構築しています。この取り組みは、青森県の一次産業を守るだけでなく、国際的な環境問題にも寄与しています。

今回の資金調達は、みずほ銀行からのデッドファイナンスによるもので、青森県のシード期スタートアップ企業に対する初めての支援となります。この融資により、新素材の研究開発や製造体制の強化、販路の拡大が図られ、「RINGO-TEX®」のブランド確立を目指しています。その一環として、既存の合成皮革の改良や、新たな繊維素材の研究を行い、大学や専門企業との共同開発も進めています。

「RINGO-TEX®」は、ANA Green Jetのヘッドレストカバーや、青森出身のアーティストが手がけるアパレルブランド、さらにはSEIKOのビートルズ記念時計の革バンドなど、さまざまな製品に使用されています。これらのコラボレーションは、サステナブルな素材の魅力を広め、新しい価値を商品に付加することで、消費者にとっても魅力的です。

appcycleは、SDGs（持続可能な開発目標）やESG（環境・社会・ガバナンス）投資の潮流を捉え、国内外の企業と連携し、環境配慮型の素材として「RINGO-TEX®」を市場に拡大させていく計画です。また、青森県のりんご農家や地元事業者、研究機関とも協力し、地域経済の発展にも寄与しています。このプロジェクトを通じて、アップサイクルの概念が広まり、りんご以外の廃棄物の活用にも挑んでいく展望を持っています。

appcycleは「この国のアップサイクルを加速する」というミッションのもと、青森県発のサステナブルなものづくりを進めています。地域に根ざした事業でありながら、国際的な影響力を持つ素材ブランドを目指し、さまざまなコラボレーションや新しいビジネスモデルを展開していくことで、未来の環境問題解決にも貢献していく考えです。

コラボ限定商品・限定サービス情報

プレスリリースから収集したコラボ限定商品、コラボ限定サービスの情報は以下の通りです。

コラボ限定商品

1. 商品名: ANA Green Jet ヘッドレストカバー、革小物

   • 内容: 合成皮革「RINGO-TEX®」を使用したヘッドレストカバーと革小物。
   • 販売期間: 不明
   • 販売価格: 不明
   • 解説: 環境に配慮し、青森県産のりんご由来の素材を活用している。

2. 商品名: アパレルブランド「What Is Heart (わいは)」コラボ商品

   • キャラクター/ブランド: 青森県出身の王林さんが手がけるアパレルブランド。
   • 内容: 合成皮革「RINGO-TEX®」を使用したアパレル商品。
   • 販売期間: 不明
   • 販売価格: 不明
   • 解説: 青森のローカル資源を活かしたデザインで、環境意識の高い消費者にアピールする商品。

3. 商品名: SEIKO ビートルズ60周年記念オフィシャルウォッチ

   • 内容: 合成皮革「RINGO-TEX®」を使用した革バンド付きのビートルズ記念ウォッチ。
   • 販売期間: 不明
   • 販売価格: 不明
   • 解説: ビートルズの60周年を祝う特別な製品で、環境に優しい素材を使用している。

これらの商品は、いずれも「RINGO-TEX®」と呼ばれる合成皮革を利用しており、青森県の未利用資源を活かしたアップサイクル商品です。販売期間や価格についての情報は明示されていませんでした。必要に応じて、今後の公式発表や販売情報に注目してください。

コラボニュース本文

地元青森発・りんご残渣由来の合成皮革『RINGO-TEX』で地域課題解決を目指すappcycle、事業基盤強化に向けてみずほ銀行からデットファイナンスによる資金調達を実施青森県のシード期スタートアップ企業へのプロパー融資は同行初appcycle株式会社2025年4月2日 10時00分0青森県で廃棄されるりんごを原料としたアップサイクル技術を活用し、合成皮革「RINGO-TEX®」を開発するスタートアップ企業、appcycle株式会社（代表：藤巻 圭、本社：青森県青森市）は、みずほ銀行からデットファイナンスでの資金調達を実施しました。同行による青森県のシード期スタートアップ企業へのプロパー融資は初めての事例です。当社は、今回調達した資金を活用し、地域課題を解決する新素材開発と生産体制の強化、国内外への販路拡大など、地域発のアップサイクル技術の全国・世界への展開を加速してまいります。

コメント
みずほ銀行 青森支店 支店長 川上 剛彦 様
みずほ銀行は、メガバンクで唯一、47都道府県すべてに支店を持つ銀行として、各地域の課題解決に向けて取り組みの支援に力を入れております。
appcycle株式会社は、社会課題に挑戦する青森県発のスタートアップ企業であり、その企業理念やチャレンジ精神、ビジネスモデルに共感し、この度、みずほ銀行としてデッドファイナンス取引を実行いたしました。
appcycle株式会社 代表取締役 藤巻 圭

みずほ銀行青森支店様には、創業時よりご支援を賜り心より感謝申し上げます。
まだシード期の当社へプロパーでのご融資を実行いただくことは、私たちにとって大きな自信となります。
ご決断には多方面へのご調整があったことと存じますが、その期待に応えられるよう邁進してまいります。

資金調達の背景：地元の地域課題解決から世界の環境課題解決へ
青森県は、年間約44万ト