コラボニュースデータ
- コラボ情報「廣度院」×「こめどりーみんぐ」
- 特徴イベント・フェスティバル
- エリア東京都
- 関連ワードスタンプラリー, 文化財, 練塀, 講座, 見学会, 造営体験, 甘酒, 増上寺, 江戸城, 保存活動
- 購入場所こめどりーみんぐ
- 開始日2024/10/18 00:00:00
- 配信日2024年10月18日 19時53分
コラボニュース要約
注目ポイント
- 江戸城近くの貴重な文化財「練塀」の内部構造が見学できる機会。
- 廣度院で特別公開が行われる「東京文化財ウィーク2024」に参加することで貴重な体験が得られる。
- 無料の講座や散策会が用意され、参加者には特典がある。
- 甘酒専門店「こめどりーみんぐ」とのコラボによるオリジナル商品も販売される。
- 歴史的な文化財の保存活動への参加を通じて、地域の文化伝承に貢献できる。
江戸時代の「練塀」は、徳川家の意匠として重要な役割を果たした防壁であり、その内部構造を確認できるのは現存する唯一の存在です。このたび、港区の廣度院にて「練塀」の見学が行われるこのイベントは、文化財の保存や理解を深めるための貴重な機会です。特に2024年の「東京文化財ウィーク」の一環として実施されるため、多くの方々に参加していただけることを目指しています。
特別公開では、毎日無料で内部構造の見学ができるほか、10月27日と11月3日には、「練塀を造営しよう!」という体験イベントも行います。この体験を通じて、参加者は実際に伝統工法を用いて「練塀」の造営に携わることができます。監修は、工学院大学の菅澤茂先生が行い、正確な知識と技術を学びながらの実践的な体験が可能です。
また、講座や散策会も複数開催され、さらに参加者には川瀬巴水の作品をモチーフにした印鑑マットなどの特典が用意されています。こうした催しは、地域の歴史を学ぶだけでなく、文化財の保存に対する理解を深めることができます。
さらに、甘酒専門店「こめどりーみんぐ」とのコラボレーションにより、特製甘酒の販売も行われ、売上の一部は「練塀」の保全や調査に寄付されます。これにより、地域の特産品を楽しむことができるだけでなく、文化財の保存活動に一役買うこともできます。
来場者にはスタンプラリーが実施され、特典として記念の絵はがきが贈られるため、遊びながら参加できるのも魅力です。従来の文化財の見学だけでなく、参加者同士の交流も促進されるイベント内容となっています。
最後に、廣度院では初めて御朱印と御守りも授与されます。これらは江戸時代から続く伝統を現代に伝える重要なアイテムとなり、訪れる人々にとって特別な意味を持つでしょう。これらの体験を通じて、参加者は文化財の価値を再認識し、地域の歴史を次世代へと繋げていく大切な役割を果たすことが期待されます。
コラボ限定商品・限定サービス情報
コラボ限定商品、コラボ限定サービスの情報は以下の通りです。
-
コラボ甘酒限定商品
- 内容: 甘酒専門店「こめどりーみんぐ」が販売する「練塀」コラボ甘酒。
- 販売期間: イベント期間中(具体的な日付は明記されていない)。
- 販売価格: 明記されていないため不明。
- 解説: 売上の一部が練塀の保全・調査費に寄付されます。また、サテライト会場でスタンプを集めると記念の絵葉書がプレゼントされる。
-
御朱印・御守り
- 御朱印: 江戸城・増上寺の「練塀」内部構造を確認できた記念として、廣度院からお授けされる。
- 御守り: 「安穏無事」のご利益が宿っているとされており、日常の平穏と安心をもたらすことを目的としたもの。
- 販売期間: 明記されていないため不明。
- 販売価格: 明記されていないため不明。
-
瓦寄進
- 内容: 「廣度院練塀」の修繕工事にあたり、出土した欠け瓦に気持ちを込めて納める特別な寄進。
- 販売期間: 2025年より修復工事が再開するため、その前後。
- 販売価格: 明記されていないため不明。
これらの情報は、コラボイベントを通じて提供されるサービスや商品に関する内容です。具体的な価格や詳細な販売期間については記載されていないため、直接の問い合わせが推奨されます。
コラボニュース本文
江戸城にあった 『 練塀~ねりべい~』の内部構造最後の見学会! みんなの力で、貴重な文化財『練塀』を守り伝えて行こう! 【港区·廣度院】「東京文化財ウィーク2024」特別公開三縁山 廣度院2024年10月18日 19時53分0
【 三縁山 廣度院 大本山増上寺(三縁山廣度院増上寺)山内寺院】明和4年(1393年)貝塚(江戸城付近)で、前身の光明寺(真言宗)から増上寺(浄土宗)として開基された時、別に一院が建てられ、旧本尊(不動尊)を奉安した増上寺山内寺院。開山酉譽聖聰【ゆうよしょうそう】上人の隠棲の寺となりました。
芝の地に増上寺が移された時、廣度院は、不動尊とともに三解脱門(重要文化財)の最前に移され、徳川家康の四男【性高院殿】が徳川家の菩提所(香華院)として初めて増上寺に埋葬された時には、廣度院に位牌が納められました。芝増上寺山内常照院所蔵(明治34年)増上寺境内一帯に『練塀』がありました。
【練塀(ねりべい)】
廣度院では、近年行われた1998年12月の『練塀』の解体調査から二度目となる解体調査を、2023年5月に行いました。
今回の菅澤茂先生(工学院大学客員研究員)による『練塀』解体調査により、内部構造が『信長塀』の構造と近似していながら、重要文化財資料『江戸城造営関係資料集(甲良家伝来)』東京都立中央図書館所蔵にある江戸城の『練塀』と同じ内部構造を有していることを発見しました。
2025年に修復作業を再開し、内部構造見学の機会の最後です。
この伝統工法の土塀である『練塀』の内部構造を、唯一現存、確認できる存在として、同資料集に記された「増上寺三門左右練塀」の存在を証明検証していく貴重な文化財です。『練塀』の調査保存修復に多大な費用がかかり、皆さまのお力を必要としています。江戸城や増上寺山内の歴史に感謝しながら、文化財への正しい理解と普及に貢献していき
出典 PR TIMES